母親に言われ続けた言葉がある

苦労して、苦労して、
育ててやったのに、
ちっとも感謝してくれない。
それどころか、
みっともないし、
だらしなくなって、
あぁ、嫌になっちゃうよぅ

これって、
どう書き換えたらいいんだろ？

感謝しろ、
と言われて出来るものじゃない。
それよりも、強要されたら
ますます出来ないのだし、
感謝するという感覚さえも
つかみどころのない物になってしまう。

どんな過去にも
いい側面があるはず。
起きた出来事は変わらないけど、
過去の出来事に対する
解釈を変えることで、
過去は変えられる、と言う。

母親は亡くなっているけど、
母親のかん高い涙声が
今もまだ、私の頭の中にある。

この言葉に対する解釈を
自分なりに、
書き換える事が出来た時、
もっと違う世界が
見えてくるのかな？

この母親の言葉にさえも
感謝を持つ事が出来るだろうか？



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